料理研究家のリュウジさんのレシピの中で、手間はかかるけれど美味しいレシピをまとめた至高シリーズというものが本になっていたので、一通りつくってみました。
手間をかけて美味しくするテクニックだけでなく、時短のテクニックも多く使われていて短時間でできるレシピが多く、平日仕事から帰ってきてからでも作りやすかったです。
また、手間をかけても効果の薄いことはやらないという点でも、絶対やるべきこと、時間がないときはやらなくてもよいことの区別がつくようになったのもよかったです。
あくまで個人の感想ではありますが、いいと思ったレシピには〇、特にいいレシピでまた作りたいと思ったレシピには◎をつけています。動画が公開されているものは動画リンクもつけておきました。
至高のハンバーグ ◎
ポイント:ゼラチンを加えて肉汁の流出を防ぐ。
ゼラチンのおかげで肉汁が中にちゃんと閉じ込められていて、柔らかくジューシーなハンバーグでした。今まで作ったハンバーグの中では一番美味しかったです。このハンバーグのためにゼラチンを買う価値はあると思います。
至高のナポリタン 〇
ポイント:ケチャップを煮詰める。
ケチャップの味を活かしたオーソドックスなナポリタンで、普通に美味しかったです。バターとピーマンを後入れすることで、バターの風味やピーマンの色合い、食感を残すテクニックは参考になりました。
至高のポテトサラダ
ポイント:電子レンジでじゃがいもに火を通す
ベーコンの旨味や黒胡椒のスパイス感が特徴的なポテサラ。美味しいのだけれどポテサラというよりはジャーマンポテトに近い味でした。こういう味のスナック菓子があったような気がします。
レンジでじゃがいもに火を通すやり方は色々なところで活用できそうです。
至高の煮卵
ポイント:卵を鍋に入れる前に水に浸して割れを防ぐ
たれに鰹節の粉を使ったレシピで、かつおだしの効いたタレが染みた半熟の卵が美味しかったです。
好みによりますが、にんにくは入れずに落ち着いた味にしても美味しいかもしれれません。
至高の炒飯 〇
ポイント:最後に日本酒を入れてしっとりさせる
一般的なレシピに比べると卵が結構多めで、最後酒も足すので、ふんわりとした柔らかい食感の炒飯でした。
細かく刻んだ肉がラードの代わりにコクを出していて、日本酒の風味がほんのりついているのもよかったです。
至高の唐揚げ 〇
ポイント:ナツメグを入れる。水気を落としてから片栗粉をまぶす。
醤油の焦げた香りに加えてナツメグの香りがあり、普通の唐揚げとは一味違った唐揚げでした。唐揚げのレシピは色々ありますが、こういった味付けもたまにはいいなと思いました。
至高の豚汁 〇
ポイント:ごま油で具材を炒める。にんにくと生姜は最後に入れる。
基本の豚汁の味に加え、にんにくや生姜の香りが効いていて、しっかりとした味付けでした。ごぼうや他の具材の味が溶け出した汁が美味しかったです。
至高のカレー ◎
ポイント:レンジで玉ねぎの水分を飛ばしてから飴色になるまで炒める。
ジャワカレーは普通に作っても十分美味しいですが、このカレーは調味料やしっかり炒めた玉ねぎコクが足されており、いつもよりさらに美味しかったです。どこを食べても肉が入っているくらい肉多めなのもよかったです。
至高のチキン南蛮 〇
ポイント:フライパンに卵を割り入れてゆで卵を作る
王道といった感じの味ですが、タルタルソースと甘酢の味のバランスがよく美味しかったです。特にピクルスがタルタルソースに合っていて美味しかったです。
至高の生姜焼き 〇
ポイント:生姜を千切りとおろしの両方で使う
小麦粉をふって焼いているので、表面はこんがり焼けつつ中はジューシーで美味しかったです。また、千切りの生姜が入っていることで、生姜の香りがしっかり出ていていい感じでした。
至高のエビマヨ 〇
ポイント;衣に炭酸水を使う。ソースを加熱せず、つけて食べる。
だいたい似たようなレシピは作ったことがあるのですが、このレシピではソースを加熱しないので、ソースの繊細な風味が残り、海老もサクサクのままで美味しかったです。
ソースはモスバーガーの海老カツバーガーにちょっと似てるようにも感じましたが、それよりも美味しかったです。
至高の照り焼き 〇
ポイント:叩いて厚みを均一にする。押し付けながら焼く
皮がパリパリで香ばしく、美味しかったです。タレは甘さ控えめで醤油味なので一般的な照り焼きとは少し違う感じでしたが、これはこれで美味しかったです。
火も通りすぎず、ジューシーさが残っていていい感じでした。
至高のブリの照り焼き ◎
ポイント:小麦粉をまぶしてムニエル風にする。
小麦粉をまぶして焼くので、表面に焼き色がしっかりついて、香ばしく焼けているのがよかったです。
たれの配合も甘さがちょうどよく、味の素が加わることで味が濃いだけでなく旨味もある、バランスのよい味に仕上がっていました。
至高のホイコーロー
ポイント:片栗粉を肉にまぶす
片栗粉を肉にまぶすのは回鍋肉としては珍しいですが、肉が柔らかくなって美味しかったです。
肉を下茹でして本格的に作るのももちろん美味しいですが、簡単においしく作れるこの作り方も実用性があってよいと思いました。
至高のエビチリ 〇
ポイント:最後に酢を加える
しっかりとした味付けで、かつ甘さが控えめの本格的な味のするエビチリで、少し辛めのエビチリとふわふわの卵が相性抜群で美味しかったです。
少し入れた酢によって味が引き締まり、整った味になっているように感じました。
至高の麻婆豆腐
ポイント:豆腐を茹でる
そこまで珍しい材料や手順がなくシンプルな作り方ですが美味しかったです。
花椒ではなく、普通の山椒を振るのは意外でしたが、普段とちょっと違う感じで、これはこれで美味しかったです。
至高のコロッケ ◎
ポイント:挽肉に甘辛い味をつけてジャガイモと混ぜる
醤油やバターで具に味をつけているので、普通のコロッケよりもしっかりしたコクのある味付けで、ソースがなくても食べられる味でした。
至高の肉じゃが
ポイント:水を使わず蓋をして煮込む
無水肉じゃがなので、大きめのじゃがいもやにんじんの食感や風味がそのまま残っていて美味しかったです。蒸し野菜に肉じゃがの味がついている感じでした。
生姜を入れるのは肉じゃがとしては珍しいと感じましたが、意外と相性が良かったです。
至高の角煮 〇
ポイント:豚肉を下茹でするときに塩を入れる
こってりとした甘さがあるタレが美味しい角煮でした。食感は持ちあげただけで崩れるほど柔らかくはないですが、しっかりとした食感があり、かつパサつきがなくしっとりとしていました。脂をどこまで抜くか、どれだけ茹でて柔らかくするかは人によって好みがありそうですが、このくらいのバランスもありだと思いました。個人的にはもう少し脂を抜いたほうが好みなので、冷蔵庫で一晩おいて浮いてきた脂を取った方がよかったです。
角煮は自分で適当に作ると結構仕上がり具合にムラがあるのですが、今回はなかなかいい仕上がりになりました。時間をきっちり計ったのがよかったのか、塩ゆでや生姜の効果なのか分かりませんが、いい仕上がりになるように計算されたレシピなのだと思います。
本格的な角煮や東坡肉のレシピだと揚げたり蒸したりして3時間以上かかるレシピも珍しくないので、簡単に美味しく作る方法としてこのレシピは使えそうだと思いました。
至高の餃子 ◎
ポイント:白菜の水分を絞らず、ゼラチンで水分を閉じ込める
具材の旨味が出たスープを閉じ込めたとてもジューシーな餃子でした。オイスターソースや創味シャンタンでかなりしっかりと味付けされているので、タレなしでも食べられる味でした。
白菜の水分を絞らなかったり、ゼラチンを入れたりと自分のレシピとはだいぶ違う作り方ですが、こういうやり方でも美味しく作れるのだと勉強になりました。ジューシーさはこのレシピの方が優れているので、ゼラチンを入れるやり方は真似したいと思います。
なお、使っているフライパンでは羽根つきにするのが難しかったので羽なしで作っています。
至高のミートボール
ポイント:肉を焼いた鍋でソースを作る 途中で取り出す。
ふっくらと柔らかいハンバーグのような食感と、肉の旨みが特徴的なミートボールです。
焼いたあと一度ミートボールを取り出すので、予熱で火が通り柔らかい食感になっていました。玉ねぎのシャキシャキ感も残ってていい感じです。肉とトマトの旨味が出たソースも絶品で、ミートソースのような味でした。
至高のチキントマト煮 ◎
ポイント:日本酒を使う。30分煮込む
自分でもよく作る料理ですが、いつも作っているものに比べると酸味が少なく、コクがあって美味しかったです。ワインではなく日本酒を入れていたり、砂糖を入れたり、長時間煮込んだりという点で差が出ているのかもしれないと感じました。
オレガノを結構多めに入れるレシピですが、しっかり香りがついてちょうどいい感じでした。
至高のチキンステーキ ◎
ポイント:鶏肉の厚みを均一にする。ブールマニエでとろみをつける
赤ワインと玉ねぎを煮詰めてつくるヴァンルージュソースがコクがあってとても美味しかったです。パンがあったらつけて最後まで食べたい味でした。
鶏肉もアルミホイルで覆った上に重石を乗せる合わせ技で、皮はパリッと、身はジューシーに仕上がっていました。
至高の味噌豚 〇
ポイント:常温で1時間ほど漬ける。肉は削ぎ切りにする。
コクのある味噌ダレがしっかり肉に絡んで美味しかったです。にんにくが効いているのがポイントだと感じました。
漬ける時間は必要ですが、漬けて焼くだけでできて美味しいのでなかなか便利なレシピだと思います。
至高の豚キムチ
ポイント:薄力粉をふった肉を広げて焼いて焼き目をつける
リュウジさんのレシピにしては珍しく甘めの味付けで辛さも控えめ。幅広い層に受け入れられそうな味付けでした。にんにくのすりおろしの香りが食欲をそそります。
至高の冷しゃぶ ◎
ポイント:肉をスープで茹でる。水にさらさず、冷凍庫で冷やす
豚バラとロースの冷しゃぶです、ラー油を混ぜた大根おろしと、ゴマだれの両方で味付けしていて中華っぽさのあるリッチな味になっていました。
肉も生姜を溶かしたスープで煮ることで臭みが気にならなくなり、ほんのり味がついていて美味しかったです。
至高のチンジャオロース ◎
ポイント:豚肉を卵と片栗粉でコーティングする
肉が柔らかくふわふわで、ピーマンも食感が残っていて美味しかったです。
味付けはオイスターソースの味が効いた少し甘めの美味しい味付けでした。細切りにして後入れした生姜がふわりと香るのも上品でいい感じでした。
至高の黒酢豚 〇
ポイント:片栗粉は揚げる前にもつける
黒酢で作る肉だけの酢豚です。
味の素の効果なのか、酸味や塩味が抑えられていて酢豚にしては落ち着いた味で食べやすかったです。
肉も大きめで食べ応えがありました。
至高のコールスロー ◎
ポイント:野菜の水気をしっかりしぼる
マヨネーズとレモンの味を感じるシンプルな味付けですが、野菜の水気をしっかり絞っているので味がぼやけず、野菜の食感もあって美味しかったです。さらに、砂糖でコク、味の素で旨味が足されているので、付け合わせでなく単独で食べても満足感がある味付けでした。
普段は酢を使って作ることが多いのですが、レモン汁で作ると酸味にフレッシュさがあり、キャベツの青臭さも感じないのでなかなかいいと感じました。
至高のマヨネーズ ◎
ポイント:にんにくを少量入れる
酸味控えめで少しニンニクが効いていて、少しバーニャカウダソースっぽい感じもあるマヨネーズです。市販のマヨネーズと比べてコクがあって美味しかったです。
しっかりとした味なので、調味料やドレッシングとしてだけでなく、肉や魚にかけるソースとしても単体で成り立ちそうな感じでした。
至高のドレッシングサラダ ◎
ポイント:生食に向くひまわり油を使う。野菜の水気を飛ばす。
あまり似たものがなく、うまく表現できないのですがクセになる味でとても美味しかったです。酸味がなくコクのある感じなので、葉野菜はもちろん、ソテーしたキノコとも相性が良かったです。
至高のスパサラ 〇
ポイント:野菜に塩を振って水分をしっかり絞る
マヨネーズだけでも十分美味しいスパサラに、ケチャップ、マスタード、からし、コンソメが加わって、スパイシーでくせになる味付けでした。
具もベーコンや卵などが入っていて、おつまみとしても良さそうな仕上がりでした。
至高のかぼちゃサラダ ◎
ポイント:ベーコンオニオンエッグを作ってカボチャに混ぜる。
甘そうに見えて全然甘くない、意外な味のするカボチャサラダでした。
味付けはポテサラよりで、カボチャサラダとして想像するものとは全然ちがう味でしたが、これはこれで美味しかったです。
フライパンで具材を焼いてカボチャに混ぜ込むテクニックは、時短になるだけでなく、焼いた香ばしさも加わって一石二鳥という感じでした。
仕上げのオリーブオイルも香ばしい味に合っていて美味しかったです。
至高のナスの焼き浸し ◎
ポイント:なすに格子状の切れ込みを入れる
シンプルなレシピですが、なすがだしを吸っていてジューシーで美味しかったです。また、焼いたことによる香ばしさがあるのもよかったです。
揚げ浸しだと結構作るのが手間ですが、これなら手軽につくれそうです。
至高のきんぴら ◎
ポイント:きんぴらに粉チーズをかける
きんぴら自体はそこまで意外性のない味でしたが、粉チーズをたっぷりかけることでほどよいコクが加わり、新しい味になって美味しかったです。特に最後に入れたごまとチーズの相性がよいと感じました。
ごまを指でつぶしながら入れるのはいつもは面倒でやってなかったのですが、実際やってみると香りの立ち方が強くなり、重要なテクニックだと感じました。
至高のだし巻き 〇
ポイント:水を多めに入れる
白だしを結構多めに入れているので、一般的なだし巻きより味がしっかりしていました。動画のタイトルにあったように、卵焼きというより茶碗蒸しにちかいような味です。
また、水を多く入れるレシピなので、食感も柔らかく弾力があって美味しかったです。
あまり卵焼き器を使ったことがなく、巻くのはあまり得意ではないのですが、なんとか形になりました。
至高のなめたけ
ポイント:最後に酢を入れて酸味と甘みを加える
酢が入っていて酸味もありつつ甘辛い複雑な味でした。塩昆布の味がうまくなめたけと合っていたように思います。
これはこれで美味しいのですが、個人的には酢は入れずにシンプルな味付けでもよいかなと感じました。
至高のナムル ◎
ポイント:冷水で冷やして水気をよく切る。ナンプラーを入れる。
電子レンジで作るナムルです。
電子レンジで加熱するので火の通り加減がバッチリで、シャキシャキとした食感ともやしの瑞々しさを感じる美味しいナムルでした。
ナンプラーと味の素の味付けでもやしに旨味が加わり、それほど濃い味ではないのに満足感のある味付けでした。
至高の野菜炒め 〇
ポイント:火の通りにくい順に強めの中火で炒める
塩胡椒と味の素のみのシンプルな味付けですが、野菜炒めとしてはこれくらいシンプルな味付けがちょうどよさそうです。味付けの後にもやしを入れ、炒め過ぎないようにして食感を残しているのがポイントだと思います。
ピーマンを種を取らずに入れるというのは結構衝撃的でしたが、食べてみると案外気にならなかったです。
至高のゴーヤチャンプル ◎
ポイント:塩もみ、下茹でによりゴーヤの苦みを抜く
徹底した下処理によってゴーヤの苦みが緩和され、だしや豚肉の味のなかにほんのり苦みがのる程度になっていて、とても食べやすいゴーヤチャンプルでした。
味付けも白だしと鰹節の風味をしっかり感じる味付けで美味しかったです。豚肉と卵が入っているので、和風の木須肉のような感じがしました。
ゴーヤは苦みが強く、扱いにくい食材だと思っていましたが、ここまで苦みがなくなれば、色々な料理に活用できそうだと思いました。
至高のバンバンジー ◎
ポイント:レンジでゆで鶏を作る。タレはかける直前に混ぜる
レンジ調理とは思えないやわらかくジューシーな鶏肉が印象的でした。また、冷凍庫で急激に冷やすので身が乾燥しないのもよかったです。
タレも胡麻とみじん切りにした薬味の味が効いた上の部分と、酢と砂糖でさっぱりした下の部分で違う味が楽しめて美味しかったです。まるごと茹でた中華麺に乗せて冷やし中華としても美味しそうな味でした。
至高のニラ玉 ◎
ポイント:炒めたニラを取り出して卵に加える
卵はふわふわ、ニラはシャキシャキで中華屋さんっぽくて美味しかったです。炒めたニラを卵に戻すことで卵液の温度が上がり、全体に火を通しやすくなっているのがポイントだと感じました。
味は少し炒飯っぽいです。
至高のしりしり 〇
ポイント:卵を先に炒めて取り出しておく。
きんぴらのように千切りにしたにんじんと卵をツナ缶や白だしで味付けした料理です。
白だしとツナ缶の味で、特に変わっているわけではないですがシンプルで美味しかったです。
至高の青菜炒め ◎
ポイント:小松菜を水につけてえぐみを抜く。
小松菜の中華風炒め物です。
小松菜のえぐみを抜く下処理をしているので、癖がなく食べやすい味でした。茎のシャキシャキとした食感とスープの絡んだ葉の両方が楽しめるのもよかったです。
また、片栗粉でわずかにとろみをつけているので、調味料がよく絡んで美味しかったです。
至高の筑前煮 ◎
ポイント:鶏肉に片栗粉をまぶす。
柔らかく煮えたにんじんやれんこんの味がしっかり感じられる美味しい筑前煮でした。
片栗粉を加えることで鶏肉が柔らかく仕上がるだけでなく、とろみがついて全体に味が行きわたり、長時間煮なくても味をしっかり感じられるようになっていました。
味付けはみりんや酒が多めですが、あまり酒っぽさは感じず、酒やみりんのコクが味をより上品にしていると感じました。
至高のオムライス ◎
ポイント:湯煎して作ったスクランブルエッグをかける
バターを含んだとろとろの卵がソースのようにチキンライスに絡む、今までにないオムライスでした。卵にバターの香りがついてソースのようになっているので、ケチャップはかけないほうがちょうどいいくらいでした。
チキンライス部分もケチャップの酸味がしっかり飛んでいて落ち着いた味で美味しかったです。
レシピだと卵2個ですが、2個では足りない感じだったので、卵部分は1.5倍か2倍の分量でつくった方がよさそうでした。
至高のレタスチャーハン ◎
ポイント:海老の殻を炒めて香りを油に移す。
海老とレタスの炒飯です。
味の素とオイスターソース、黒胡椒、五香粉でしっかりと味が香りがついていて、あっさり味寄りでありながらも薄味ではない絶妙なバランスの炒飯になっていました。
五香粉は少量なので独特の味が気にならず、ちょうどよい具合に本格的な味を演出していてワンランク上の味に仕上がっていました。
油に海老の香りを移していて、全体に海老の香りがのっているのもよかったです。
至高のハヤシライス 〇
ポイント:肉に焦げ目をつける。ケチャップを炒めて酸味を飛ばす。
ウスターソースとケチャップが入っていて、深みのある味のハヤシライスでした。煮込んだことで玉ねぎや牛肉がルーによく馴染んでいて美味しかったです。少ない材料と調味料で、ここまで深い味が出るのはすごいと思いました。
煮込む時に結構底にくっつきやすかったので、できるだけ弱火で、時々底をへらでこそげとりつつ丁寧に煮込むことがコツだと思います。
至高のキーマカレー ◎
ポイント:ひき肉を後から入れる。じゃがいもでとろみをつける。
斬新な作り方のキーマカレーです。
最後に入れたガラムマサラでスパイス感を出しているのに加えて、パプリカを多めに入れることで辛味を抑えつつ唐辛子のような風味をだした爽やかな感じの味付けが印象的でした。
ひき肉を炒めずに後から入れているので、ひき肉が硬くならずふわっとした食感なのもよかったです。さらに、ひき肉を炒めてない状態でもまとまり感がでるように、じゃがいもでとろみをつけているのも工夫されていると感じました。
至高の卵かけご飯 ◎
ポイント:ごはんを90度まで温める。先に卵白だけを入れてかき混ぜる
普段卵かけご飯を食べないので普通との違いはよく分かりませんが、味の素のうまみと醤油がよくあってシンプルながら想像を超えるおいしさでした。
鍋物の締めの雑炊から余分な味を抜いて洗練させた感じでした。
熱いご飯に卵白を入れることで多少固まるので、生卵が嫌いな人でも食べやすそうです。
至高の牛丼
ポイント:コンソメと白だしのダブル出汁を使う
ちょっと生姜の味が強めの味付けでした。煮込み時間が短いので、汁は少し多めにかけてあげるくらいがちょうど良さそうです。
牛丼チェーンの肉は脂身が多めなので、たまには自分で赤身の多い肉で作って牛肉の味を感じるのもいいと思いました。
至高の親子丼 〇
ポイント:皮目を焼いて鶏の脂を出す。卵は2回に分けていれる。
卵を2回に分けて入れることで卵がいい感じに半熟になり、美味しかったです。
皮目を焼いた鶏肉の香ばしさもいい感じで、アクセントとしての七味唐辛子もよく合っていました。
至高の豚丼 ◎
ポイント:豚肉を1時間半煮る。玉ねぎを少し焦げるくらいまで炒める。
焦げた玉ねぎの香ばしさを感じる甘辛いタレが、茹でて脂がほどよく抜けた豚と絡んで美味しかったです。本格的な豚丼の味がしました。
肉を煮て、あえて焼かないことで肉が硬くならず、角煮のような食感になっているところが印象的でした。また、肉を焼かない代わりに、玉ねぎを焦げるまでしっかり炒めて、香ばしさを補っているところも秀逸だと感じました。
至高の中華丼 ◎
ポイント:シーフードミックスを塩水で戻す。肉を細かく切る。
特に変わった作り方をしているわけではないですが、具材と調味料のバランスがよく美味しい中華丼でした。オイスターソースと醤油の餡に、ほんのりにんにくや生姜の香りがついていて食欲の増す味付けでした。
肉を細かく切ることで、味のバランスを崩さないようにしつつ全体にまんべんなく肉の旨味が行きわたるようになっているのが考えられていると感じました。
至高の炊き込みご飯 〇
ポイント:多めの酒を入れて炊く。最後に塩で塩分を調整する。
生姜、ごぼう、しいたけなどそれぞれの素材の味と食感が活きていて風味豊かな炊き込みごはんでした。酒の風味が効いていて香り高いです。
至高のとりめし ◎
ポイント:具を作ったフライパンにごはんを入れて混ぜる
甘辛く炒めた鶏がご飯に絡んで美味しかったです。鶏から出た脂が炒飯のようにごはんに絡んで、普通のとりめしよりこってりした味付けでした。
具材を米と一緒に炊きこまないのがポイントで、水分量の調整で失敗することがなく、鶏肉の旨味がしっかり残っていて、炊き込んで作るより美味しかったです。
作りたても美味しかったですが、一晩冷蔵庫で保管して味がなじんだのも美味しかったです。
至高のガパオライス ◎
ポイント:唐辛子を水につけて柔らかくする。バジルは火を止めてから入れる。
唐辛子とバジルの風味が活きた、本格的な味のガパオライスでした。
よくあるガパオのレシピだと砂糖や醤油、鶏がらスープが入っていることが多いですが、それらを入れずにスープの素や唐辛子を入れているので、キレのある味になっていて美味しかったです。好みの味付けでした。
本格的な分結構辛いので、辛味が苦手な人は唐辛子を減らした方がよさそうです。
至高のペペロンチーノ
ポイント:フライパンに水を入れて少量の水で茹でる
作り方がかなり特殊で、味が濃く、とろみがついている不思議なペペロンチーノです。醤油を入れるとパスタというより油そばみたいな味でした。
よくあるペペロンチーノとは少し違う気がしますが、こういうパスタだと割り切って食べる分には美味しいです。
フライパン1つで完結するので、洗い物が少ないのも地味に助かります。
至高のボロネーゼ 〇
ポイント:挽肉を崩さずに焼いて焦げ目をつける
シンプルに挽肉とワインの風味を感じるボロネーゼでした。珍しくコンソメも味の素も使わず、素材の味を活かした味付けなので、見た目よりは軽めの味付けでした。
至高のカルボナーラ ◎
ポイント:ホールの黒胡椒を刻んで入れる
今まで色々なカルボナーラを家や店で食べてきましたが、その中でも一番美味しかったです。
カルボナーラは味がくどくて途中で飽きるものが多く、あまり好きではなかったのですが、これはクリームが入らず、唐辛子やにんにく、黒胡椒がアクセントになって最後まで飽きずに食べられました。
ホールの黒胡椒を砕いて入れることで、黒胡椒の香りがより鮮烈に際立って、食欲を刺激するのが良かったです。
至高のぺぺたま ◎
ポイント:卵を入れて弱火でかき混ぜてとろみをつける
珍しい料理ですが、白だしの味が効いた和風カルボナーラという感じで卵が絡んだ美味しかったです。また、いつもの1つの鍋で仕上げるスタイルなので、小麦の味もしっかり出ていました。
具材なしで食べ応えのある美味しいパスタができたのも驚きでした。
至高の明太子パスタ ◎
ポイント:ガーリックオイルを作る。昆布茶とレモンを入れる
ガーリックオイルの効いたリュウジさんらしい味の明太子パスタで、昆布茶とレモン汁、バターという意外な組み合わせが絶妙にマッチして美味しかったです。今まで食べた明太子パスタの中では一番美味しかったと思います。
にんにくやバターでこってりした味にするだけでなく、レモンや大葉でさっぱりした感じに調整されているのがよかったです。
至高のトマトパスタ 〇
ポイント:炒めたにんにくとレンチンしたにんにくを両方使う
EXオリーブオイルのフルーティな香りと炒めたにんにくの香ばしい香りが印象的なトマトソースパスタでした。肉類を入れていないですが、コンソメと野菜だけでしっかりした味になっていて美味しかったです。
普通の無難なトマトソースパスタに比べるとちょっと攻めた味なので好き嫌いが分かれそうだと感じましたが、私は美味しいと思いました。
至高のクリームパスタ ◎
ポイント:マッシュルームを砕いて塩を振っておくことで香りを引き出す
マッシュルームの香りとベーコンの旨味、バターやクリームのコクがバランスよく調和していて美味しかったです。特にマッシュルームの香りが強く、市販のパスタソースではなかなか出せない味だと感じました。
マッシュルームに塩を振り、砕いて煮たうえでミンチにするという手間が、この香りを生み出しているのだと思います。
ソース部分はパスタ以外にも焼いた肉に、かけたり、リゾット風にしても美味しそうだと思いました。
至高のグラタン 〇
ポイント:ベシャメルソースを具材と一緒に作る
ベシャメルを分けて作らないので、めんどくさくないのが嬉しいレシピでした。このレシピがあればグラタンの素は買わなくてもよさそうです。
具とホワイトソースを同じ鍋で作るので、鶏肉のだしが効いているように感じました。ナツメグの効き方もちょうどよかったです。
至高のカレーうどん ◎
ポイント:豚バラと玉ねぎを炒める。バターを加える。
至高のカレーも美味しかったですが、カレーうどんも似たような感じで、にんにくが効いていて美味しかったです。
小松菜は食感も彩りもプラスされてカレーうどんとの相性ぴったりでした。
至高の肉うどん ◎
ポイント:牛肉の煮汁をつゆに合わせる
つゆの味付けは白だしだけで、シンプルすぎて作ってて不安になりましたが、味付けした肉の煮汁が合わさることでコクのあるちょうどいい味になりました。
冷凍うどんなので、うどんを茹でつつ、同じ鍋でつゆを温めることができ、手間が少ないのもいいと感じました。
至高の焼きそば
ポイント:焼きそば麺を押し付けながら焼いて焼き目をつける。
しっかり焼いた麺の香ばしさが食欲をそそる味でした。作り方は大体自分で作る時と同じでしたが、少量の白だしとニラを加えるのは私にとっては新鮮で、面白い工夫だと感じました。
至高の担々麺 〇
ポイント:ひき肉に焼き目をつける
今まで家で担々麺を作ったことはなかったのですが、意外と簡単にそれっぽい味が再現できて驚きました。
これはこれで美味しいのですが、丁寧にとったスープを使えば、かなり本格的な味に近づきそうだと感じました。
至高の油そば
ポイント:よく水気を切った麺にタレをよく絡める
あまり油そばは食べないのですが、確かにこれに少しにんにくを足したら店で食べるのと同じ味になりそうだと感じました。
茹でて盛るだけの簡単レシピで、これだけ簡単にできるならもう店に行くより自分で作った方が早そうです。
至高の冷やし中華 ◎
ポイント:麺を氷水でしめてコシをだす。ざるに押し付けて水気を切る。
タレを2種類作ったりと、リュウジさんのレシピにしてはなかなか手間がかかりましたが、その分味は絶品で、冷やし中華の概念が変わりました。
氷水で締めて水気をしっかり抜いた麺に2種類のタレが絡み、とても美味しかったです。余ったタレはそのままドレッシングとしても使っても美味しかったです。
至高のジャージャー麺 〇
ポイント:茹でた麺にサラダ油をかけてべたつきを防ぐ
甜面醤のコクが効いたスパイシーな肉味噌は、たけのこの食感もあり、麻婆豆腐とはまた違った感じで美味しかったです。
ご飯にかけても合いそうです。
至高のガーリックシュリンプ
ポイント:素材の香りを邪魔しないサラダ油を使う。海老の殻を揚げる。
かなりシンプルな料理ですが、にんにくと唐辛子の風味をまとった海老が美味しかったです。エビを真ん中から2つに割く切り方が特徴的で、処理が楽でオイルも絡みやすく面白い工夫だと思いました。
至高のグリルチキン 〇
ポイント:チキンの皮目にオリーブオイルをかける。余熱なしで焼く。
オレガノと黒胡椒を効かせたチキンで、シンプルな味つけだからこそオレガノの香りと鶏肉の味のコラボレーションを存分に感じられました。鶏肉は皮はパリッと、中はジューシーで美味しかったです。
オーブントースターではなくオーブンで作りましたが、皮が焦げないようにしつつパリッと焼くためには上火と鶏肉との距離が重要で、オーブンによっても適切な距離は変わってくるので、簡単なレシピのように見えて意外とコツが必要かなと感じました。最初は少し上火から離して焼き、全体にある程度火が通ったところで上火に近づけて様子を見つつ焼き目をつけるのがよいかなと感じました。
至高のとり天 ◎
ポイント:衣を炭酸水で作る
胸肉とは思えないほどジューシーで、衣も軽くサクサクで美味しかったです。ちょっとした工夫でとり天がここまで美味しくなるとは驚きでした。
油が少ないと衣が鍋底にくっついてうまく揚がらない感じがしたので、これに関しては多少油多めでもよさそうです。
至高のフライドチキン 〇
ポイント:衣ににんにくやコンソメで味をつける
ザクザクで厚めの衣やオールスパイスの独特な風味で、他の至高レシピの揚げ鶏シリーズとはまた違った味で美味しかったです。
個人的にはそこまでオールスパイスやナツメグを効かせなくてもいいかなという感じでしたが、それだとただの唐揚げになってしまいそうなので難しいところです。
至高のチヂミ 〇
ポイント:生地に炭酸水を混ぜる
香ばしく焼けた生地とニラの香りの中にイカや海老の食感と味が感じられて美味しかったです。また、甘くてコチュジャンの味が効いたタレがあることで、チヂミっぽさがさらに増していました。
生地は軽めで、サクッとした食感なので、とらえようによっては大きいかき揚げような感じもありました。実際、玉ねぎは生地の中で蒸されて甘みが出ていてかき揚げみたいで美味しかったです。
最初に片面を焼くとき、時間をかけすぎて生地部分が片面に寄ってしまってミスったので、最初は中火~強火で短時間で焼いて、裏返してからじっくり焼いた方がよさそうでした。
至高のもつ煮 〇
ポイント:にんにくを一玉使う
野菜とモツをじっくり煮込むことで、具材の味が汁に溶け出し、まるで豚汁のような豊かな風味を感じました。また、モツも柔らかく煮えていました。さらに、最後に加えたにんにくと生姜、ねぎが味にパンチを与えていました。
にんにくを大量に使うためか、もつの臭みが気にならず、汁にもコクが出ているように感じました。具としてにんにくが入っているのも新鮮でしたが、意外とくどくなく美味しかったです。
至高のジャーマンポテト 〇
ポイント:酒を入れ、鍋についた旨味を溶かしてソースにする
厚めに切った芋の食感がよいジャーマンポテトでした。ニンニク、ベーコン、コンソメとリュウジさんのレシピっぽい味付けでした。
日本酒を使うのは意外でしたが、意外とよく合っていました。
至高のカルパッチョ
ポイント:にんにくの香りを移したオイルをかける
ガーリックオイルで作るカルパッチョです。
にんにくの香りが入るだけでだいぶ普通のカルパッチョとは印象が変わっていて、どちらかというとあっさりとしたアクアパッツァみたいな感じの味になっていました。パプリカが唐辛子の代わりになっていて、ほんのりスパイシーな感じがあるのがよかったです。
レモン汁少々の適量がわかりませんでしたが、少し多めに入れた方がにんにくの味に負けずいいバランスになっていた気がします。
カルパッチョを想像すると少し違う感じですが、新しいお刺身の料理としては美味しかったです。
至高のアクアパッツア 〇
ポイント:具材を取り出して汁だけを煮詰める
オリーブとプチトマト、白ワインで程よい酸味がついていて、さっぱりとして食べやすい味でした。
にんにくとアンチョビ、あさりのだしが出たスープもコクがあり、そのスープを鯛に馴染ませることで全体として調和がとれた味でした。
至高のチャーシュー 〇
ポイント:肉を茹でてから取り出して、たれに漬ける
焼いてないからチャーシューではないだろというツッコミが有識者から飛んできそうではありますが、脂がほどよく抜けていて、日本式のチャーシューとしては美味しかったです。
豚バラかたまりは、真空調理だと豚の臭みが残りがちで、焼いたり揚げたりすると硬くなりがちなので、味と手軽さを両立している点でいいレシピだと思いました。
ラーメンにのせてももちろん美味しかったです。
至高のトンテキ ◎
ポイント:筋切りする。
にんにくの香りを移した油でと豚を焼く。
肉汁とガーリックの風味が溶け込んだソースがとにかく絶品で、肉ともキャベツとも相性抜群でした。ガーリックチップもアクセントとしていい感じでした。
至高のお茶漬け
ポイント:昆布茶と鰹節のだしを使う
シンプルなお茶漬けです。
普通にお茶漬けの素で作るのと同じような味で、そこまで特徴があるわけではないですが、簡単に作れるのがありがたいレシピです。刻んである小ねぎを使えば包丁も使わずに作れるのでとても簡単でした。
梅干しとか鮭とか入れてアレンジしてもよさそうです。
至高のみそ汁 ◎
ポイント:鰹節を粉にしたものと味の素の出汁を使う
香り高くすっきりとした味の味噌汁で美味しいです。簡単な作り方ですが、しっかり出汁をとったような高級感のある味噌汁ができるので実用性が高そうです。
味の素の効果なのか、味噌の塩味が立たず、まろやかな味になっているような感じでした。
至高のポトフ ◎
ポイント:野菜を焼いて焦げ目をつける
作り方や味付けはいつもとほとんど変わらないのに、野菜を焼くだけでここまでおいしくなるのかと驚きました。
野菜の切り方が大きめで、素材の味が感じられました。特に人参が美味しかったです。
至高のビーフシチュー ◎
ポイント:マッシュルームをバターで炒めてから鍋に入れる
長時間煮込んだ牛肉は食感を残しつつも柔らかく、シチュー自体も炒めた玉ねぎとワイン、バターが効いていて濃厚でコクのある味でした。普通にレストランで出てきてもおかしくない味でした。
密閉性の高い鍋だと水分が飛ばないので、少し蓋を開けるくらいがよさそうでした。
至高のクリームシチュー
ポイント:白ワイン、クリームチーズを入れて仕上げる
クリームチーズがほんのり香る絶妙なバランスで、チーズが好きな人にはぴったりのレシピだと感じました。
これでも十分美味しいのですが、個人的には生クリームを使ってもう少しコクがあるといいかなと感じました。
至高のミネストローネ 〇
ポイント:野菜を同じ大きさに切り揃えて炒める
具沢山で、スープというより野菜のトマト煮のような感じで美味しいミネストローネでした。炒めた具材の味がスープに溶け込んで、コンソメだけでは出せない深い味のスープになっていました。
具材の形を切り揃えてあるので、食べやすく、火の通りかたもばっちりでした。
至高のクラムチャウダー ◎
ポイント:あさりとベーコンとコンソメのうまみを組み合わせる
具だくさんのクラムチャウダーです。
あさりがたくさん入っているだけでなく、ほくほくのじゃがいもや香りのある舞茸、旨味のあるベーコンとそれぞれの具材の持ち味が活きていてレベルの高いクラムチャウダーでした。
ベーコンやコンソメで旨味が補強されていて普通のクラムチャウダーよりもしっかりとした味で、クリームシチューっぽくもありました。
レトルトや冷凍のあさりでもこんなに美味しいクラムチャウダーが作れるのは驚きです。野菜刻むのが少し面倒ですが、作ってみる価値のあるレシピだと思います。
至高の卵スープ ◎
ポイント:とろみをつけてから、数回に分けて卵を入れる
とろみとたっぷりの卵が特徴的な中華風卵スープです。後から入れたネギと日本酒をスープを引き立てていていい仕上がりでした。
そのままでも十分美味しかったですが、ラー油を入れることで焼き肉屋っぽいスープになって化ける感じでした。
至高のスンドゥブ ◎
ポイント:塩辛を入れる。具材を最初に炒める。
塩辛が入ることで、あさりだけでは出せない風味が出て、ぐっと本格的な味になっていると感じました。家で作るとあっさりした味になりがちですが、塩辛が深みのある味にするのにいい働きをしていると感じました。
味も唐辛子の辛さと砂糖と甘みのバランスが韓国料理っぽい味でした。
至高シリーズにしてはそれほど手間や時間がかからず、簡単に作れるので使いやすいレシピだと思います。
至高のかぼちゃのポタージュ ◎
ポイント:カボチャをラップしてレンチンする。ハンドブレンダーで攪拌する。
シンプルな材料と工程ですが、甘みとコクが出て美味しかったです。玉ねぎとバターが味に深みを出していて、高級感のあるスープでした。
また、しっかり煮詰めることで、濃厚でコクのある味になっていました。
至高のおでん
ポイント:オイスターソースを入れる。火を止めて味を染みさせる。
おでんっぽい味を残しつつ、オイスターソースでコクのある味に仕上がっていました。おでんとしては多少好みが分かれそうな味ですが、これはこれで美味しかったです。
至高のちゃんこ
ポイント:鶏団子に味噌や創味シャンタンを入れる
市販の鍋の素にありがちな人工的な味がなく、優しい味のスープで、具材それぞれの味を感じられて美味しかったです。
至高の湯豆腐
ポイント:黄身を混ぜたタレを湯煎してとろみをつける
卵黄や鰹節でコクのあるタレが、淡白な豆腐に絡んで美味しかったです。ポン酢と違って酸味がないので、飽きにくい味だと感じました。
至高のタマゴサンド ◎
ポイント:溶かしたバターと味の素を入れる
程よい塩味とバターのコクが効いた味で、マヨネーズに頼りすぎずたまごの味を活かしているのもよかったです。
たまごの半熟加減もちょうどいい感じで美味しかったです。
至高のレタスサンド
ポイント:ハムを千切りにする。わさびを入れる。
わさびが効いたさわやかなマヨネーズソースが美味しいレタスサンドで、ハムが千切りになっていて、端までハムが入るようにしているのが面白いアイデアだと感じました。
あと、豆乳を混ぜるのは意外でした。好みの問題だと思いますが、個人的にはマヨネーズの味をそのまま効かせたシンプルなレタスサンドの方が好きです。
至高のフレンチトースト ◎
ポイント:レンジでチンしてからしばらくおいて卵液を吸わせる
甘くてふわふわで食パンとは思えない仕上がりでした。シンプルな材料なのに本当に高級店みたいな味になりました。前に作ったホテルニューオータニのパンペルデュのレシピも美味しかったですが、これも同じくらい美味しいです。
若干焦げやすいので、火の通し方は慣れが必要かもしれないです。
至高のティラミス ◎
ポイント:敷き詰めたクッキーにコーヒークリームを塗る
45%の生クリームを使って作ったので、しっかりとした濃い味で美味しかったです。ラムの風味の効き方もほどよく、店で出てきてもおかしくないような味でした。包丁も火も使わない、お菓子としては簡単なレシピでありながら、ここまで高級感のある味が出るのはすごいと感じました。
特にクッキー部分がコーヒーやクリームの味が染みており、クッキー自体のバターの味と合わさって美味しかったです。
ココアとクリームとラム酒、クッキーの組み合わせなので、ちょっとマルセイバターサンドっぽさも感じました。