こうせい校長の「プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ」のレシピを全部作ってみました

Youtubeでレシピ動画を出されているこうせい校長の初レシピ本「プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ」のレシピを全て作ってみました。

少し手間をかけてでもおいしい料理を作りたい人向けのレシピ本という感じでした。動画のレシピと比べると簡易化されていて、あまり見たことがない具材や調味料が出てくることも少なかったので、家でも少し頑張れば作れるちょうどよい難易度でした。

料理ごとに色々な工夫がされていて、今まで知らなかったコツもたくさんあって勉強になりました。

味付けもちょうどよく、色々な調味料を使いますが素材自体の味もしっかり活かされているのが良かったです。

肉汁があふれる感動!ふっくらハンバーグ ◎

ポイント:パン粉の代わりに麩を使う。小麦粉をまぶしてあまり動かさずに焼く。

たっぷりの牛乳を麩に吸わせて混ぜ込んでいるので、ふっくらと柔らかく、肉の臭みも感じない美味しいハンバーグになっていました。

すごく肉肉しいというわけではないのですが、様々なテクニックで肉汁を閉じ込めることで、肉の塊を焼いたのとは違ったジューシーな食感になっていて手の込んだ料理を食べている感じがありました。

ソースもワインを煮詰めることで酸味が抜け、デミグラスソースのような深い味のソースになっていて美味しかったです。

あらかじめごはんおかわり!香ばし豚のしょうが焼き ◎

ポイント:玉ねぎを炒める前に豚肉を一度取り出す

醤油と焼いた肉の香ばしさが合わさって、ごはんが進む味です。他の方のレシピと比べるとしょうがの分量はそれほど多くなく、ほんのりしょうが風味にしているので万人受けする味で、定食屋っぽさを感じます。

薄力粉を振り、肉を一旦取り出すことで、薄い肉でも火が通りすぎず、柔らかい食感になっていました。

また、レモンがあるおかげで醤油ベースのしっかりとした味にフルーティな酸味が加わって変化のある味になり、最後まで飽きずに食べられました。

この美しさ!これが料理人の肉じゃがです ◎

ポイント:メークインを使う。肉を別鍋でゆでてアクを抜く。

大量の酒とみりんを使って作る肉じゃがで、雑味のないクリアな味でプロっぽさを感じます。肉のアクを抜いてから入れているのがクオリティアップにつながっている感じがします。

じゃがいもも大き目に切っているので、味が染みている部分とじゃがいもの素の味の部分で味の違いが楽しめて美味しかったです。

シャキシャキ食感。プロの野菜炒め ◎

ポイント:キャベツと人参を先にゆでてから炒める。

野菜の味と食感が活きていて美味しい野菜炒めです。

人参とキャベツを先に茹でる作り方なので、柔らかくなりすぎて食感が失われないか心配でしたが、シャキシャキ感はちゃんと残っていて、かつ心なしか甘みも増しているように感じました。少し手間ですが、手間をかけるだけの価値はあると思います。

味付けはオイスターソースを多めに入れて旨味を出しつつ、醤油は少な目で塩味を塩で代用しているので、しっかり味はありつつも野菜の味を邪魔しない程よい味付けになっていると感じました。

また、少し粘度があるオイスターソースを使うことで、調味料が野菜にからみやすくなって、下に汁が溜まってしまうのを防ぐ効果もあるように感じました。

動画に比べるとだいぶ作りやすいレシピになっていました、いつか動画の方のレシピもチャレンジしてみたいです。

なめらか~な大人のポテサラ 〇

ポイント:じゃがいものあら熱をとってからマヨネーズを入れる.

あえてメークインで作るなめらか系のポテサラです。マヨネーズを主体としつつ、少量の醤油や辛子で変化をつけたしっかり目の味で、ベーコンやチーズも入っているので居酒屋感がありました。

動画のゆで方をまねしようとしたら温度が足りなかったのか芋が硬くなってしまったので、また今度リベンジしたいです。

箸が止まらない!ジューシー照り焼きチキン ◎

ポイント:皮には片栗粉を振らない。

野菜の味と食感が活きていて美味しい野菜炒めです。

皮に片栗粉を振っていないので、タレを塗っても皮がぶよぶよにならず、パリッとした食感や焼いた香ばしい味が最後まで残っているのが新鮮でした。

タレも調味料の分量自体は普通ですが、鶏肉を焼いたとときに出た旨味と玉ねぎによってコクがでて本格的な味になっていました。鶏肉自体の味も丁寧な下処理と臭み消しによって鶏肉の臭みが消えてすっきりした味でした。

やわらか!しょうゆガーリックバターステーキ 〇

ポイント:肉をマッサージして柔らかくする。肉をひっくり返しながら焼く

バター醤油味のソースで味付けしたステーキです。

肉の味は使う肉によって大きく変わりそうですが、ソースは多少の和風っぽさもありつつも、たっぷり入れたバターのコクが肉の旨味を引き立てる美味しいソースでした。

30秒ごとにひっくり返すのは変わった焼き方だと感じましたが、両面に焼き色がしっかりつき、後から焼いた面に焼き色がつかないことを防げるので他の料理にも応用できそうです。

違いがわかるとろふわ麻婆豆腐 〇

ポイント:豆腐をあらかじめ塩ゆでする。肉はまとめて押し付けて焼く。

日本人好みの味の麻婆豆腐です。豆腐を最後に入れてあまり煮ない変わった作り方をしていて、煮崩れせず、豆腐の味が分かる仕上がりになっていました。塩ゆでして最後に入れるので、豆腐の形も崩れず、きれいな仕上がりになるのもよかったです。

味付けは本格中華というよりは和風よりで、ラー油は使わず味噌が入っているのでまろやかで万人受けする味になっていました。一方で肉に焼き目をつけて塊で焼いているので、香ばしさと食べ応えがあり、普通のレシピよりも贅沢な味になっているように感じました。

ワインがすすむ!チキンのまろやかトマト煮込み ◎

ポイント:野菜をしっかり炒める。熱した油にトマトを入れて酸味を抜く。

野菜と鶏肉の旨味を活かした素朴な味のトマト煮込みです。

コンソメなどは入れずに、ほぼ水とトマト缶だけで煮込むレシピですが、しっかり炒めた野菜と鶏肉により、意外なほど風味豊かな味に仕上がっていました。

しっかり煮込むことでトマトの酸味もある程度酸味が抜け、旨味が引き立つ味になっていました。

美しくスマートなたたずまい!ロールキャベツ 〇

ポイント:キャベツの芯をそぎ落とす。隙間なく並べる。

オニオンコンソメスープで煮て作るロールキャベツです。

肉だねに炒めた野菜やケチャップを加えてしっかり味をつけているので、短時間の煮込みでも肉部分の味が薄く単調になることなく、全体的にバランスのよい味付けになっていました。

トマト味をスープではなく肉につける少し変わった作り方ですが、肉にスープの味がつくまで煮込みすぎると逆に肉の味が抜けてしまうので合理的な作り方だと思います。

野菜を炒めたり煮込んだり手間がかかる料理ですが、それだけの価値がある味だと思いました。

なめらかさが決め手!マカロニグラタン 〇

ポイント:ホワイトソースは数回に分けて丁寧に乳化させる

ホワイトソースから丁寧につくるマカロニグラタンです。

基本に忠実な作り方という感じでしたが、玉ねぎをみじん切りにして入れるのは珍しかったです。具材が大きくならない分、ホワイトソースのなめらかさが活きる感じでした。

ふわっとろサバみそ煮 〇

ポイント:塩を振って寝かせた後熱湯をかける。味噌は2回に分けて入れる

塩や熱湯で丁寧に下処理したサバみそ煮です。

下処理のおかげか、柔らかく臭みの少ないサバみそ煮になりました。

タレのほうも砂糖で適度な甘みがついていて、食べやすい味でした。少し酢がはいっているので、塩辛さや甘さだけでなく、引き締まった味になっているのもよかったです。

その手があったか!やわらかブリ大根 〇

ポイント:ブリと大根は別々に火を通す

大根は煮て、ブリは照り焼きにして最後に合わせる変わった作り方のブリ大根です。

ブリを長時間煮ないので身がやわらかくふっくらとして、焼いた香ばしさもついて、普通のブリ大根とは違ったよさがありました。

大根も下ゆでしてから煮ているので、やわらかく味がしっかり染みて美味しかったです。

お家でごちそう!香ばしすき焼き ◎

ポイント:肉を焼いてから入れる

肉を別の鍋で焼いてから入れるすき焼きです。

肉を焼くことでステーキを食べているかのような香ばしさが出て、臭みも抜けて美味しいすき焼きになっていました。割下も絶妙な甘辛さで肉の味とよく合っていました。

時期的に春菊がなかったので代わりに三つ葉を入れてみましたが、意外と美味しかったです。

肉汁10倍! 天才的トリカラ 〇

ポイント:ブライン液につける。二度揚げする。

米粉によるガリッとした食感と、しっかり効かせたニンニクと生姜の風味が特徴的な唐揚げです。

米粉を混ぜているからなのか他の唐揚げとは違った硬めの衣で、カリカリよりもさらに硬い感じの、せんべいのような面白い食感の衣でした。粉の配分を変えることでここまで差が出るとは驚きです。

一方で中はむしろ普通の唐揚げよりも柔らかくてジューシーで、ブライン液と大き目に切った効果が出ていると感じました。

カリッ! ほくっ フライドポテト ◎

ポイント:芋を水で洗って糖分を抜く、塩水でゆでる。ゆでたあと冷蔵庫で乾燥させる。

自家製のフライドポテトです。

表面がザクザクで、中にはちゃんと芋感が残っているとてもクオリティの高いフライドポテトです。今まで食べたフライドポテトで一番美味しいかもしれません。

表面の糖分を抜いているので、長時間揚げても焦げずに、きれいな焼き色に仕上がりました。塩水で茹でているので塩をかけなくてもほどよく塩味が効いているのもよかったです。

時間はかかりますが、手順通りにやれば再現度高く美味しいフライドポテトが食べられるので、ぜひまた作ってみたいです。

とろけるダブル卵の親子丼 〇

ポイント:卵を50度のお湯で温めておく

こんがり焼いた鶏肉の香ばしさと柔らかい卵のハーモニーが絶品の親子丼でした。

炒めてから煮る丁寧な作り方なので、玉ねぎや鶏肉の焼けた香ばしい香りがついて、ワンランク上の親子丼になっていました。味付けは醤油がしっかり効いた濃いめの味で、香ばしい香りも相まって少し焼き鳥っぽい感じがありました。

卵について、卵を2回に分けて入れるレシピは多いですが、このレシピだと2回目の卵を直接割入れるので黄身の部分と白身の部分が分かれ、見た目的にも味の変化的にもよかったです。

一人前の親子丼にしてはボリュームがあって食べ応えもありました。

パラパラ! 神の焼肉チャーハン

ポイント:ごはんを水で洗ってぬめりを取る

焼肉乗せチャーハンです。

自家製の焼肉のタレで炒めた牛肉が焼肉屋さんっぽい味で美味しかったです。

チャーハン部分は水で洗った効果がいまいち感じられなかったです…。あと、洗ったことで水分を含んでいるので炒めるのに結構時間がかかる感じでした。早めに洗って放置しておいた方がよかったかもしれません。

焼肉部分が結構しっかり味つけされているので、チャーハン部分はチャーシューや海老抜きで作ってもバランスよさそうな感じでした。

味シミだししみ!昇天豆腐丼

ポイント:豆腐を水抜きする。

豆腐を出汁で煮て乗せたどんぶりです。

だしがしみて味がしっかりついた豆腐が美味しかったです。なんとなく煮物っぽい感じの味でした。

スが入ってしまったのが残念でした。もっと弱火でじっくりやったほうが良かったかもしれません。

香ばしさに技あり!ニューノーマル角煮丼 ◎

ポイント:肉を煮込んだあとで焼く。

角煮を焼いて乗せた丼ぶりです。

一度煮た肉をフライパンで焼くことで、余分な脂が抜けると同時に香ばしい香りがつき、絶品の角煮丼になっていました。焼いても箸で切れるほど柔らかく、たれもよく絡んでいてしっかりと味がついていました。

小口切りにしたねぎもさっぱりとして角煮と好相性でした。

牛の美しさを食す 和牛丼 ◎

ポイント:牛肉を煮ずにたれの中で泳がせる。

上質な牛肉にさっと火を通して作る牛丼です。

普通の牛丼のように煮込まないので、しゃぶしゃぶのような柔らかい食感の牛肉が楽しめる新感覚の牛丼でした。味付けもタレにくぐらせるだけなので、牛肉の味が活きた味付けになっていました。

タレはにんにくと味噌とごま油が効いた甘めの味付けで、肉に合う味付けでした。

手順も簡単なので、すき焼きやしゃぶしゃぶ用の牛肉が余ってしまったときにも活用できそうなレシピです。

食感と色も楽しむ から揚げとれんこんの甘辛丼 〇

ポイント:タレは食べる直前に絡める。

唐揚げと素揚げした野菜にをコチュジャンを効かせたタレで和えたどんぶりです。

タレは醤油を使った和風っぽい味付けですが、コチュジャンが入ることでちょっとヤンニョムチキンっぽい味にもなっていて面白い味でした。

しっかりと衣をつけているので、タレと和えてもカリカリ感が失われず、最後までおいしくいただけました。

一から作るとちょっと大変なので、唐揚げは買ってきて作るのもアリという感じでした。

おうちが料亭になる! 鯛茶漬け 〇

ポイント:鯛に塩を振って冷蔵庫でおいておく。

鯛の刺身をタレで和えてごはんに乗せたお茶漬けです。

少し濃いめの醤油の効いた出汁が、鯛と相性よく美味しかったです。鯛にもタレで味が付いていて、お茶漬けにしてはしっかりした味でしたが、わさびや三つ葉が入っていることもあり、意外とさっぱりといただけました。

鯛に塩を振っておくことで鯛の旨味が凝縮し、臭みも取れて味がかなりよくなったのが驚きでした。普通の刺身にも使えそうなテクニックです。

スパイスが全身にめぐる 無水カレー 〇

ポイント:スパイスを炒って香りを立たせる。

トマトと玉ねぎをふんだんに使ったカレーです。

トマトをたくさん使っていて、チキンのトマト煮込みをカレーにしたような味がするちょっと変わったカレーです。ハヤシライスにもちょっと近いかもしれません。

スパイスはインド風のカレーと比べると控えめですが、粉末にしたクローブが味のバランスを壊さない程度にアクセントになっていて味でした。クローブを粉末で使うのは珍しいですが、味が全体に均一に馴染んで美味しかったです。好みのスパイスを足して味を変えてみても面白そうです。

本格台湾飯 ルーローハン 〇

ポイント:豚肉を水で一度ゆでる。

バラ肉と挽肉のダブル使いが特徴的なルーローハンです。

豚肉を一度茹でていたり、半分は挽肉を使ったりしているので、脂のくどさがなく今まで作ったルーローハンの中でもすっきりとして食べやすいレシピだと感じました。

挽肉がにんにくと生姜を巻き込んでいて風味豊かで、しかも焼いたことで普通のルーローハンにはない香ばしさも出ており、面白いアイデアだと感じました。

昭和の味から令和の味へ! みんな大好きナポリタン ◎

ポイント:ケチャップは酸味が飛ぶまで煮詰める。パスタを長めに茹でて取り出しておく。

無塩バターを使って作るナポリタンです。

無塩バターを使うことで、ケチャップの味を活かしながらも酸味をおさえてまろやかな味になっていて、かつコクが足されていてシンプルな味付けながら深みのある味になっていました。

長めに茹でた麺も普通のパスタとは違った食感で、ナポリタンっぽさがありました。

ゴロゴロひき肉のボロネーゼパスタ ◎

ポイント:赤ワインで豚肉の臭みをなくす。

シンプルで素朴な味ながらバランスのとれた味のボロネーゼです。

本場イタリア風というよりは、喫茶店とかのミートソースパスタに近い感じの味で、カットトマトのフレッシュさを残しつつ、ケチャップで味がうまくまとまっている感じがします。

作り方はあまり特別なところはなくシンプルですが、1つ1つ丁寧な工程を重ねることで、市販のミートソースにはない豊かな味わいになっていました。

ベーコンのうま味際立つ 春菊クリームパスタ

ポイント:ベーコンはカリカリに炒める。

生の春菊をトッピングしたベーコン入りクリームパスタです。

ベーコンをしっかり炒めることで、ベーコンから出た旨味がソースに写ってコクのあるソースになっていました。

生の春菊を使うのは珍しいですが、濃厚なソースがドレッシングのように絡まるので、意外と苦みは気にならず美味しかったです。

ソースにナツメグを加えたり、きのこの風味が入っていたりするとより美味しくなりそうです。

おだしのやさしさをいただく。だし巻き卵 〇

ポイント:卵液を入れる回数を減らす。半熟で巻いて余熱で仕上げる。

シンプルな卵焼きです。

材料はごく普通ですが、コツをおさえて作ることで、いつもより柔らかくジューシーなだし巻きを作ることができました。

柔らかいため巻くのにも少しコツが必要な感じだったので、そこも何かコツがあるとよかったです。

ジューシーとろーり半熟卵の肉巻き

ポイント:焼く前に薄力粉をまぶす

半熟卵を豚肉で巻いて焼いた料理です。

醤油とみりんをつかった照り焼き風のタレと半熟卵が合わさって、豚丼の具のような味でした。肉で巻いているので、焼いても卵に火が通りすぎず、半熟をキープできているのがよかったです。

うま味を食べる! あんかけ茶碗蒸し ◎

ポイント:卵液をこす。

あんかけをかけた茶碗蒸しです。

醤油とだしがしっかり効いていて、ちょっと中華風茶碗蒸しっぽい味でした。あんかけと具を合わせることで見た目もよく、味もあんかけによって旨味が強くなっていて美味しかったです。

食べる手が止まらない!トンテキ ◎

ポイント:豚肉は筋切りする。

厚めのロース肉で作るトンテキです。

様々な調味料で作るソースは、洋風の味付けながら醤油も効いていて、洋食屋さんのような本格的な味でした。

しっかりと焼き色を付けるので、焼いた香ばしさもいい感じでした。

色鮮やか。なすの揚げびたし ◎

ポイント:なすを揚げ焼きにする。

揚げ焼きにしたなすをめんつゆっぽい味のつゆにつけた料理です。

油で揚げることでなすにコクがでて、さっぱりとした味付けのなかにもしっかりした味が感じられて美味しかったです。つゆの味もしっかり染みていました。つゆも一部かつおぶしをつかってだしを取っていて、力強いだしの味を感じました。

そばやそうめんと合わせてもおいしそうです。

香りだけでビールおかわり!豚キムチ 〇

ポイント:にんにくと生姜をじっくり炒める。キムチは最後に入れる。

豚キムチのレシピはキムチを最初にじっくり炒めるものが多いですが、このレシピはあえて最後にキムチを加えるのが特徴的でした。

キムチの辛味や酸味がほぼそのまま残っており、キムチが主役で、キムチの味を他の具材や調味料で引き立てる料理として構成されている感じがしました、キムチがここまで前面に出てくる豚キムチは初めてです。具材を入れる順番によってここまで味に違いがでるのは驚きでした。

にんにく、にら、生姜などの薬味もあってしっかりした味で、ビールにとてもよく合う感じでした。

メインディッシュになるれんこんのきんぴら ◎

ポイント:ごま油でれんこんに焼き目をつける。

れんこんの他にちくわやこんにゃく、豚肉などが入った具沢山のきんぴらです。

蓮根だけでも焼いた香ばしさと醤油や砂糖の味付けで十分美味しいですが、食感の異なる具材や旨味のある豚肉が加わることで立派なごちそうになっていました。

こんにゃくやちくわに味がしっかりしみているのもよかったです。

意外な組み合わせ?塩辛じゃがバター 〇

ポイント:芋を茹でてから揚げ焼きにする。塩辛を炒める。

揚げたじゃがいもと塩辛をバター醤油で炒めた料理です。

塩辛とジャガイモの組み合わせは他のレシピでも見かけますが、このレシピはバターで塩辛を炒めているので独特のくせのある風味がなく食べやすいうえに、全体に味が馴染んで美味しかったです。

これからはステーキといえばこれ! 豆腐ステーキ ◎

ポイント:豆腐に薄力粉をまぶして焼く

焼いた豆腐にガーリック醤油バター風味のステーキっぽいソースをかけた料理です。

にんにくの風味とたっぷりのバターにより豆腐にしっかり味がつき、メインディッシュにふさわしいリッチな味になっていました。一方で薬味により味に変化がでていて、味に飽きない工夫もされていました。ただ豆腐を焼くだけでなく、旨味や食感のあるしめじを合わせているところにも技を感じます。

崩さないように焼くのが難しかったので、あらかじめ豆腐を半分に切っておいた方がよかったかもしれません。

夏はヘビロテでつくりたい なすの肉みそ炒め 〇

ポイント:強火にしてみそを少し焦がす。

なすとキャベツの入った肉味噌炒めです。

挽肉は焼き目をつけ、キャベツは蒸し焼き、なすは揚げ焼きと異なる方法で火を通すところにこだわりを感じました。最終的にそれぞれがちょうどいい火の入り方になっていて美味しかったです。

最強のつまみ! もやしときゅうりのピリ辛ナムル 〇

ポイント:もやしのひげ根を抜く

ゆでたもやしときくらげ、塩もみしたきゅうりを合わせて味付けしたナムルです。

コチュジャンを多めに使っていて、ピリ辛の味付けでした。もやしときゅうりをしっかりと下処理することで、臭みやえぐみがないスッキリとした感じになっていて、辛味がより引き立つ感じでした。

食感の違う野菜を組み合わせていて、パリパリした食感もよかったです。

甘味と辛さの絶妙バランス!チーズタッカルビ 〇

ポイント:鶏肉をたれに漬け込む。

コチュジャンをたっぷり使った本格的な辛さのチーズタッカルビです。

辛さがしっかりしている分、野菜の甘みやチーズの味が引き立つ味付けでした。

パリッとクセになる知る人ぞ知るつくぴー ◎

ポイント:ひき肉が先に塩だけで練る。すりおろしたれんこんを入れる。

タレを絡めたつくねを生のピーマンにのせた料理です。

鶏ひき肉だけでなく、れんこんや豆腐などを合わせることで、ふわっとジューシーなつくねに仕上がっていました。さらに揚げることで香ばしさも出て、つくね単体でも焼き鳥屋みたいで美味しかったです。

つくねと合わせるピーマンもパリッとした食感と苦みがつくねのアクセントになっていて美味しかったです。

まるごとトマトの土佐酢漬け 〇

ポイント:きゅうりを塩もみする。

皮をむいたトマトを土佐酢につけた料理です。

まろやかな酸味がトマトと相性がよく、さっぱりしていて夏っぽい料理でした。

この味がわかったら大人!? クリームチーズのみそ漬けいぶりがっこ ◎

ポイント:味噌漬けのタレにクリームチーズを漬ける。

味噌ダレに漬けたクリームチーズといぶりがっこを合わせた料理です。

味噌漬けにすることでクリームチーズに甘みとコクが加わり、今までにない不思議な味になっていました。クリームチーズといぶりがっこの燻製の香りの相性もよく、アルコール度数が高いお酒に合わせたい感じのおつまみでした。

そのままでもお茶漬けでも! あじのなめろう 〇

ポイント:あじと長ねぎだけ先に細かくたたいて、それ以外はあとから合わせる。

かいわれの入ったあじのなめろうです。

みそや薬味によってあじの生臭さがなくなり、食感や風味も足されて美味しくなっていました。

かいわれを入れるのは珍しいですが、すこし苦みが入ることでより複雑な風味になり、お酒に合わせるのによさそうな感じの渋い味になっているようにかんじました。

スーパーで売ってたアジのお刺身でつくりましたが、もっと新鮮なアジならより美味しかったかもしれません。

感動の極細にんじん!タコ入りキャロットラペ 〇

ポイント:にんじんを水で洗って土臭さを減らす。

細切りにした人参のサラダです。

細切りにすることで、きめ細やかで繊細な食感になり、見た目も華やかさが出ていました。

味は酸味がありつつも砂糖やはちみつでまろやかな感じになっていて、色々な料理の副菜として合わせやすそうな味でした。

このタッグ最高! ハニーマスタードチキンアボカドバターソテー ◎

ポイント:アボカドは仕上がり直前に入れる。

ハニーマスタードチキンにアボカドを合わせた料理です。

はちみつとマスタードの割合がちょうどよく、甘すぎず辛すぎず絶妙なバランスでした。レモン汁で酸味を、醤油で塩味が足されてバランスのよい味になっていました。

また、最後に入れた粉チーズも味に変化が出てよかったです。特にアボカドとの相性が抜群でした。

意外と簡単に作れる割にごちそう感が出ておいしいので、色々と使えそうなレシピです。

ワインに合う! ブロッコリーのアンチョビガーリックソテー ◎

ポイント:ブロッコリーをよく洗ってから茹でる。

茹でたブロッコリーをにんにくとアンチョビを使ったソースと合わせた料理です。

じっくり炒めたニンニクの香りでペペロンチーノのような風味があるのに加えて、アンチョビや味の素を加えているのでしっかりとしたうまみも感じられる味でした。ワインとの相性も抜群です。

ブロッコリーも丁寧に処理して茹でるので緑色が鮮やかで、食感もちょうどよかったです。

女王様のクリームチーズ 〇

ポイント:チーズは混ぜながら冷ます。

チーズや生クリームを混ぜてゼラチンで固めた料理です。

味はレアチーズケーキから甘さを抜いて塩味をつけた感じで、はちみつ少な目だとチーズ味のおつまみ、多めだとレアチーズケーキっぽくなり、だいぶ雰囲気が変わって面白かったです。

レシピの分量だと結構な量になるので、半分くらいの分量で作ってもよかったかもしれません。

サクウマ! アンチョビチーズバゲット

ポイント:チーズを焼いてカリカリにする。

アンチョビとパリパリに焼いたチーズで味付けしたフランスパンです。

水分を飛ばしたチーズとアンチョビの濃厚な旨味と塩味が特徴的で、まさにおつまみという感じでした。

味が濃くなりすぎないようにアンチョビチューブやチーズの量の調整は必要かもしれません。

間違いなし! マグロとキムチのユッケ ◎

ポイント:まぐろを下処理する。

まぐろとキムチと山芋をあえて味付けした料理です。

キムチや山芋のシャキシャキとした食感や、ごま油の風味が加わって、お刺身で食べるまぐろとは大きく印象の異なる料理になっていました。

本に載っているまぐろの下処理によってマグロの味が締まり、臭みもなくなっていたのもよかったです。

混ぜるだけなので簡単に作れるのもありがたいです。

切って盛るだけでこのおいしさ! ばくだん 〇

ポイント:具材の大きさをそろえる。

納豆と様々な具材を盛り合わせた料理です。

味付けは醤油のみですが、小さく切った具材が混ざりあって面白い食感と味になっていました。たくあんが彩りや味、食感といい仕事している感じでした。

具材は色々アレンジできそうです。

ビールが止まらない! ピリ辛きゅうり ◎

ポイント:白だしと削りがつおを合わせて使う。

きゅうりの浅漬けに豆板醤のたれをかけた料理です。

浅漬けの汁に唐辛子を入れるのではなく、後から豆板醤のタレをかけているので辛さが引き立ち、よりお酒に合うスパイシーな味になっていました。キムチのように長時間漬けていないので、きゅうりの食感やみずみずしさが残っているのもよかったです。

浅漬けの素は白だしと塩だけで作ることが多かったのですが、このレシピでは鰹節や顆粒だしも加わっていて、より旨味の強い味になっていました。ちょっとした工夫で味が変わるので驚きました。

日本酒泥棒。ホタテと山芋の梅肉あえ 〇

ポイント:ほたてを炙る。

炙ったホタテを薬味と梅肉ソースで和えた料理です。

梅肉ソースの酸味に薬味のさわやかさと鰹節の旨味が加わり、上品な味の和のおつまみという感じの味でした。

炙ることでほたての旨味が引き出されていて、ソースの強い味の中でも味が埋もれずに残っているのがよかったです。

これは反則技。鯛とオクラの塩昆布和え ◎

ポイント:オクラに塩を振ってまな板の上で転がす。

茹でたオクラと鯛をごま油や塩昆布で味付けした料理です。

塩昆布を使うことで、昆布締めにしなくても手軽に昆布の旨味を鯛にまとわせることができているのがよかったです。昆布と鯛の相性がとてもよく、飽きない味でした。

刺身にごま油を合わせるのはマグロとキムチのユッケに似ているところもありますが、こちらは醤油を使わず白だしで味付けしているので、よりあっさりとした仕上がりでした。

オクラもちょうどよいゆで加減、塩味で彩りも味もばっちりでした。

ごはんにもお酒にも。釜上げしらすとみょうがのごまあえ 〇

ポイント:みょうがを小口切りにする。

みょうがとしらすを和えて味付けした料理です。

ごま油を多めに使っているので、しらすのナムルのような味でした。みょうがの味が適度なアクセントになっていて美味しかったです。

混ぜるだけの簡単なレシピで作りやすかったです。

2日前から準備するからしっとりおいしいローストビーフ

ポイント:低温で長時間加熱する。

低温調理で仕上げるローストビーフです。

モモ肉なのに柔らかくしっとりとしていてよい仕上がりでした。もう少し時間短めでもよかったかもしれません。

ソースも酸味やワインのコクが効いた本格的な味で、ローストビーフの味を引き立てていました。

スペインバルの味 ぐつぐつアヒージョ

ポイント:XO醤を使って味付けする。

XO醤を使って味付けしたアヒージョです。

普通のアヒージョだと塩と油とにんにくだけで作るものが多いですが、このレシピだとXO醤や醤油を使って味付けしているので、より深みのある味になっていました。

味がしっかりしているのでパンにオイルをつけても美味しかったです。

さっぱり&華やか! サーモンソテーレモンクリームソース

ポイント:薄力粉をまぶして焼く。

焼いたサーモンにレモンクリームソースを合わせた料理です。

生クリームをつかっていますがしつこくなく、さっぱりした感じのソースで飽きない味でした。ソースがさっぱりしているので、シンプルに味付けしたサーモンの味が埋もれずに引き立っている感じでした。

ソースの分量は多めで2人分ありそうだったので、サーモンを2切れ焼いてもよかったかもしれません。

これ感動しますよ。ウニイクラのっけ煮卵

ポイント:水とき片栗粉は高速で混ぜる。

銀あんをかけてウニとイクラをのせた味付け卵です。

ウニや卵黄の濃厚な味に鰹の効いた銀あんがかかっていて濃厚な味でした。

普段使わないウニやイクラを使うことで、普通の味付け卵もリッチな感じの味になっていました。

見た目も勝負! サニーレタスのアメリカンシーザーサラダ

ポイント:お湯をかけて野菜をしゃっきりさせる。

ドレッシングから作るシーザーサラダです。

にんにくの風味やチーズの風味が効いていて、思ったよりも本格的な味のシーザーサラダでした。

意外と簡単に作れるので色々な場面で使えそうなレシピです。

大人も子どもも大好き! マグロとアボカドのサラダ ◎

ポイント:マグロをしっかりした処理する。

丁寧に下処理したマグロが美味しいサラダです。

マグロに塩を振って水気を抜いたあとお湯で洗うことで、臭みも抜け、適度な塩味もついて美味しくなっていました。表面だけ焼くことで、味に変化が出ているのもよかったです。

ドレッシングも玉ねぎとにんにくの風味が効いていて、野菜ともマグロとも相性がよかったです。

マグロの下処理は他のレシピでも活用できそうです。

これ作れたらカッコいいね! キッシュ

ポイント:生地を一日冷蔵庫で寝かせる。

具だくさんのキッシュです。

ほうれん草とベーコンとじゃがいもの味と卵多めのフィリングがまさにキッシュという感じでした。

生地もサクサクで崩れずいい感じに焼けていて美味しかったです。

型のサイズが書いてなかったので少し生地や具材があまってしまいました。22~24cmくらいの型があるとよかったかもしれません。

とろとろ牛すじ赤ワイン煮込み&ガリトー ◎

ポイント:牛すじを一度ゆでこぼしてアクを落とす。

牛すじを赤ワインやデミグラスソース、その他色々な調味料で煮た料理です。

赤ワインだけでなくデミグラスソースなどが入っているので、風味豊かでビーフシチューのような味付けになっていました。また、醤油や味噌が入ることでどことなく居酒屋っぽい味が感じられるのも面白かったです。

時間はかかりますが、牛すじが柔らかく煮えて、とろとろになっていて美味しかったです。

ガーリックトーストの方もバターたっぷりで、にんにくの味だけでなくコクも感じられるリッチな味のトーストになっていました。

目にも楽しいオープンいなり寿司 〇

ポイント:油揚げは油抜きをしてから煮る。

お揚げを煮るところから作る、手間のかかったいなり寿司です。

いなり寿司を1から作るのは初めてでしたが、手間がかかっているだけあってお揚げがジューシーで美味しかったです。具材も三色で華やかでした。

ちょっとサイズが大きくなりすぎて一口で食べられなかったので、もう少し小さい油揚げでつくったらよかったかもしれません。

家でもこの厚さ!ふわっふわホットケーキ 〇

ポイント:メレンゲを作って生地と混ぜる。オーブンシートで型を作る。

厚みのあるホットケーキです。

型をつくったり卵白を泡立てたりすることで、家でも厚みのあるホットケーキが作れて驚きました。

味は普通のホットケーキという感じですが、スポンジケーキのようなふんわり食感が美味しかったです。

ひと晩おかなくても技ありフレンチトースト 〇

ポイント:フランスパンの弾力を利用して液体を染み込ませる。サラダ油をバターと混ぜる。

漬け込みなしで作れるフレンチトーストです。

確かに短時間で漬け込む割には液が染みていて、硬いフランスパンが柔らかくなっていました。柔らかすぎるフレンチトーストが苦手な人にとってはちょうどいいかもしれません。

味もほどよい甘さで美味しかったです。

とろナマの奇跡! チョコレートテリーヌ 〇

ポイント:チョコレートを卵と混ぜるときにしっかり乳化させる。

チョコレートに卵やバター、生クリームを入れて焼いたお菓子です。

チョコレートムースと同じチョコレートで作ったので味は似ていますが、チョコレートムースの方には入っていない卵やバターが入っているのでコクのあってより重厚な味になっていました。あっさりしたナッツと組み合わせるとちょうどいい感じでした。

焼く工程は入りますが、膨らませる系のお菓子じゃないので失敗しにくく作りやすいのもよかったです。

口どけ1秒チョコレートムース ◎

ポイント:グラニュー糖を牛乳にとかしておく

チョコレートに生クリームや牛乳を加え、ゼラチンで固めたお菓子です。

ゼラチンだけでなく水あめも使っているためか、少し弾力がありつつも柔らかく滑らかな食感で、ちゃんとチョコレートムースになっていました。

味は使うチョコレートの種類にもよると思いますが、ほどよい甘さで、まさにチョコレートケーキという感じの味で美味しかったです。

温度管理が難しいですが、焼かずに作れるのもよかったです。

とろっとろ香ばしバスクチーズケーキ ◎

ポイント:生地を濾してなめらかにする

クリームチーズをたっぷり使ったバスク風チーズケーキです。

他のバスク風チーズケーキのレシピと比べてもクリームチーズチーズが多めで、クリームチーズの味をしっかり感じました。

食感がなめらかで、焼き目部分は香ばしさもあって美味しかったです。

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