「COCOCORO大西哲也のドヤ飯」のレシピを全部作ってみました(その2)

「COCOCORO大西哲也のドヤ飯」の後編のレシピで、パスタとごはんもの、おつまみシリーズになります。

パスタはお店で出しているということもあり、多少手間がかかるものもありますがどれも美味しく、かなり参考になりました。

おつまみはこの本の中では少し毛色が違っていて、そのままでも食べれるものを少し手間をかけて美味しくする系のレシピが多かったです。全体的にしっかりした味になっていて、よりお酒に合う味になっている感じがしました。

あくまで個人の感想ではありますが、いいと思ったレシピには〇、特にいいレシピでまた作りたいと思ったレシピには◎をつけています。

また、個人的にポイントだと思った点も簡単に記載しています。

再生回数190万超! 革命的ペペロンチーノ 〇

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ポイント:みじん切りとスライスのにんにくを両方使う

王道の作り方という感じですが、コンソメや味の素やベーコンに頼らずニンニクとパスタの旨味を引き出していて塩加減もちょうどよくて美味しかったです。
乳化もうまくいきました。
イタリアンパセリではなく普通のパセリを入れるのは珍しいですが、入手しやすいパセリでも美味しくできるのはありがたかったです。

薫り高きねぎときのこの和風パスタ

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ポイント:しょうゆ、みりん、白だしで味つけする

シンプルな和の味付けできのこの味が引き立つ味でした。
ベースはペペロンチーノと近いですが、ごま油や醤油でだいぶ和風っぽい感じになっていました。

山椒を入れるのは意外でしたが、和の風味とマッチして意外と美味しかったです。

もう手放せないリッチなトマトソース 〇

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ポイント:あめ色になるまで玉ねぎを炒める。トマトを煮詰める。

しっかり炒めた玉ねぎの深みのある味が印象的なトマトソースでした。シンプルな材料ですが、ソース単体でも旨味があった美味しかったです。
スパイスなどでを入れずに素材の味でしっかりとしたトマトソースができるのは驚きでした。

カレーと違って玉ねぎを焦がすとソースが黒くなって汚くなるので、あせらずじっくり炒めるのがコツだと思いました。

誰もが虜のトマトソースパスタ ◎

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ポイント:にんにくが焦げる前にゆで汁を入れる

市販のトマトソースを使って作るパスタよりはるかに美味しく、トマトとコクのある玉ねぎの味が完全にお店の味でした。

茹で汁でトマトソースをのばすことで塩味を維持しつつも味が薄まり、パスタとしてちょうどよい具合になっていました。ミートソースのように重くないのがいい感じでした。

4種のチーズのトマトパスタ 〇

ポイント:ミックスチーズと粉チーズで4種のチーズにする

ミックスチーズを使うことで味にコクが出るだけでなく、粘度がでてソースがパスタとよく絡んでおいしかったです。

ミックスチーズを使うだけで、簡単に3種のチーズになるという発想も面白かったです。商売ではネーミングも大事なんですね…

トマトクリームパスタ ◎

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ポイント:牛乳と生クリームを合わせる

トマトソースパスタにクリームを加えたパスタです。クリームを入れることで、もったりしたコクのある味になり、だいぶ雰囲気が変わると感じました。

トマトクリームパスタを作るのは初めてでしたが、トマトソースとクリームパスタのそれぞれのよいところが合わさった感じで美味しかったです。

常識破りのボロネーゼ ◎

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ポイント:ザージャンを使う。

ボロネーゼは重厚感のある肉の旨味を感じるパスタというイメージですが、このボロネーゼはトマトソースやケチャップを使っているので結構軽めであっさりした仕上がりでした。

麻婆豆腐で使うザージャンを使うのは斬新な発想ですが、甜面醤の甘さとチーズが意外と相性が良く美味しかったです。

エキゾチックなペンネアラビアータ ◎

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ポイント:複数のスパイスを組み合わせる。

妥協のない辛さが、まさにアラビアータという感じでした。美味しいですがかなり辛いので、辛いのが苦手な人は唐辛子は減らした方がいいかもしれないです。

シナモンやナツメグなどのスパイスで味付けしているので、辛さだけでなく不思議な風味があり、今までに食べたことのないような新感覚のアラビアータでした。同じトマトソースでも、スパイスでかなり印象が変わるのが面白いです。

シナモンをカレー以外の料理であまり使ったことがなかったのですが、こういった使い方もあるというのは参考になりました。

目からウロコの秀逸ナポリタン ◎

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ポイント:パスタは茹でて一晩寝かせる。ピーマンは最後に加える。

喫茶店のナポリタンという感じの味でした。水分を飛ばして旨味を凝縮したケチャップが麺や野菜にしっかり絡んでいて美味しかったです。

最後に入れたピーマンやパセリの苦味がアクセントになって、単調な味にならないようになっているのが工夫されていると感じました。

本物のジェノベーゼを探しにいこう

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ポイント:バジルは調理する直前まで冷やす

自作バジルペーストの香りが力強いジェノベーゼでした。

パルミジャーノ・レッジャーノで作りましたが、チーズの強い旨味もバジルの香りに負けておらず、なかなか本格的でいい味でした。

これだけは知っておきたい和風たらこパスタ ◎

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ポイント:バターとゆで汁で乳化させる。

作り方が他のパスタと比べてあまりに簡単なので期待してなかったのですが、想像以上に美味しいパスタでした。

白だしの和風の風味はもちろん、多めのバターとオリーブオイルにより洋風っぽい風味もあって庶民的な味というよりはちょっとリッチな味になっていると感じました。シンプルですが、飽きずに食べられる程よい味付けだと思います。

少しだけ加えた豆板醤も好相性で、いい味を出していました。

若鶏ときのこの濃厚クリームパスタ ◎

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ポイント:クリームにナツメグを加える。

鶏肉の旨味と、きのこの香りが移ったクリームソースがリッチな味で美味しかったです。

生クリームや牛乳を使い、ナツメグやパプリカ、チーズを使っているのでグラタンっぽさもあり、手のこんだ味でした。

カルボナーラの黄金ルール ◎

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ポイント:常温のフライパンでソースを作る。

パルミジャーノレッジャーノで作る濃厚なソースが美味しく、市販の素や安い店では出てこない高級感のあるカルボナーラでした。コンソメなどだしを入れなくても、ベーコンとチーズの旨味で十分すぎるほど味がついていました。

また、ソースを冷たいフライパンから作るとダマにならずちょうどよいとろみがつくというコツも参考になりました。

新時代のカレーライス ◎

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ポイント:ベジブロスを作る。火を止めてからルーを入れる。

野菜のだしとじっくり炒めた野菜、煮込んだチキンやトマトによる深い味わいが印象的なカレーでした。

ジャワカレーのルーを使った安定感のある味にカルダモンの香りと野菜の旨味で変化が加わった感じで、日本的なカレーですが味は本格的で美味しかったです。

感動の親子丼 ◎

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ポイント:鶏皮だけ焼く。卵を分けて入れる。

色々と細かい技があり、シンプルな材料ですが。プロのような味の親子丼でした。

特に、鶏皮だけを別に焼くテクニックは、香ばしさがでて、油にも鶏のうまみが出てかなり美味しくなっていると感じました。

卵も分けて入れることで生すぎず硬すぎずいいバランスになっていました。

うっとりドレス・ド・オムライス

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ポイント:フッ素加工のフライパンを使う。

卵をひねることでドレスのようしわをつけたオムライス。卵は半熟部分が残っていて、黄身と白身の色合いがきれいでした。

中のごはんの味付けは見た目とは対照的にシンプルで落ち着いた味でした。

至高のチャーハン 〇

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ポイント:手早く作る。

米のパラパラ感ともっちり感が両立していて美味しい炒飯でした。
動画を流しながら作ってみましたが、かなりスピードが速く、手際よく作るには
慣れが必要だと感じました。

パラパラしっとり加減がちょうどよい感じなので、この作り方をベースに味付けは自分好みにするのもよさそうです。

食べ終わりたくない黒チャーハン ◎

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ポイント:中国たまり醤油とブランデーを使う。

中国たまり醤油の黒い色を活かしたチャーハンです。焦げた醤油や砂糖のの香ばしい香りが全体についていて、普通の炒飯とはかなり違う味付けですが美味しかったです。

具材も松の実や玉ねぎなど珍しいものが入っていますが、炒飯の味付けと合っていて考えられているレシピだと感じました。

絶賛されるポテトサラダ 〇

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ポイント:湯気が出なくなるまでじゃがいもの水分を飛ばしてからつぶす

粉系のじゃがいもを使い、砂糖の代わりにはちみつで甘さをつけたポテサラです。

分量に幅を持たせたレシピにはなっていますが、はちみつが多く入るので結構甘めの味付けで、酢の酸味もありフルーティな感じがしました。私は普段ポテサラに砂糖は入れない派ですが、これはこれで美味しかったです。

いぶりがっこを使ったアレンジも今度ぜひ試してみたいです。

自家製ローストのカシューナッツ

ポイント:塩を精製する

オーブンで焼いて塩を振ったカシューナッツです。

焼く事でナッツが香ばしくなり、よりおつまみとしてお酒に合いそうな味になっていました。

塩を精製する効果は正直よく分からなかったですが、岩塩やマルドンの塩のように結晶が大きいものを想定しているのでしょうか?

無限にいけちゃう和風きのこのマリネ 〇

ポイント:最後に鰹節を加えて和える

醤油と鰹節で和っぽい味付けと思いきや、にんにく唐辛子が入っていて意外とパンチのある味でした。鰹節とにんにくという珍しい組み合わせが意外と好相性で、シンプルですが美味しかったです。

きのこと鰹節の旨味の相乗効果が発揮されていると感じました。

秘伝!簡単!五香ザーサイ炒め

ポイント:ごま油で炒めて五香粉で調味する。

塊のザーサイをスライスして炒め、自分で味付けして作るおつまみです。

五香粉を加えているので、市販のザーサイにはない複雑な味でした。

無限ピリ辛メンマ 〇

ポイント:メンマの水気を切って炒める。

市販の味付きメンマを薬味と調味料で味付けして炒めた料理です。手間を加える事で、ラーメンの具としての用途が主なメンマも立派なおつまみになっていました。

メンマを炒めるのはあまりやったことがなかったですが、水分を飛ばすことで味がはっきりとした感じになっていました。

味付けも唐辛子輪切り、豆板醤、自家製ラー油と異なる辛味を組み合わせているので辛いだけでなく複雑な風味が加わっていて美味しかったです。

約束された勝利の「漬け」

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ポイント:醤油、酒、みりんを同量加える

甘すぎず辛すぎずちょうどいい味の漬けでした。多少長くつけておいても塩辛くなりすぎないのもありがたいです。

余った刺身の有効活用としては知っておくと役に立ちそうなレシピだと感じました。

トマトの甘酢漬け ◎

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ポイント:トマトを湯むきする。ひと晩つける。

トマトをだし入りの甘酢につけた料理です。湯むきさえ終わればあとは切って調味液に着けるだけの簡単レシピですが

土佐酢を甘くした感じの調味液で、だしの味が酸味の角をとってくれてまろやかな味でした。トマト自体の酸味とも相まってちょうどいいバランスでした。

クセになるオリーブのアンチョビガーリック和え ◎

ポイント:オリーブの塩抜きをする

塩漬けオリーブをアンチョビ、にんにく、オリーブオイルで和えた料理です。
生のにんにくの力強い香りがオリーブと相性ばっちりで、アンチョビのコクも加わって美味しいおつまみでした。

オリーブオイルはエクストラバージンオリーブオイルを使うと香りが加わっていい感じでした。

辛口激ウマなイカ塩辛 〇

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ポイント:豆板醤で辛さを加える

辛味やごま油が加わることで普通の塩辛より輪郭がはっきりしたシャープな味になっていて、普通の塩辛のクセのある味が苦手な人でも食べやすそうな味でした。

お酒のアテにもよさそうです。

自分流!あなただけのきんぴらごぼう 〇

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ポイント:ごぼうをあく抜きする。

砂糖多めで甘辛い味付けのきんぴらごぼうです。唐辛子の辛味もあり、おつまみとしてもおかずとしてもよさそうな味でした。

自分で作るときは砂糖は入れないので、しっかりとしたコクのある味になって驚きました。

洋風いぶりがっこのクリームチーズ 〇

ポイント:バジルやオリーブオイルで味付けする。

いぶりがっことクリームチーズを合わせたおつまみです。燻製器がないので買ってきたいぶりがっこで作成しました。

いぶりがっこの燻製風味とクリームチーズが絶妙な組み合わせで、元のいぶりがっこの風味を活かしつつオリーブオイルやバジルで洋風の風味が加わっていて面白い感じでした。

つくりおき自家製ピクルス ◎

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ポイント:野菜を湯通ししてから漬ける。調味液を煮立たせて酸味を飛ばす。

あまり酸っぱくなく甘味と複雑なスパイスの香りを感じるピクルスでした。
野菜の色味がカラフルなだけでなく、食感もいい感じせした。

スパイスはローズマリーの他シナモン、ローレル、唐辛子を使ってみましたが、特にシナモンがいい味出していてよかったです。
ワインにもよく合いそうです。

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